本の感想なんかを書いてみる【give&take 与える人こそ成功する時代】
今回読んだ本の感想とか、実際にどう使えば良いのかとかを書いてみる。
【give&take 与える人こそ成功する時代】
「ギブ&テイク」とは、この世の中を形成する当たりまえの原理原則に思える。しかしこれからの時代、その“常識”が果たして通用するのかどうか―著者の問題提起が、アメリカで大論議を巻き起こしている。人間の3つのタイプである、ギバー(人に惜しみなく与える人)、テイカー(真っ先に自分の利益を優先させる人)、マッチャー(損得のバランスを考える人)。このそれぞれの特徴と可能性を分析したするどい視点。世界No.1ビジネス・スクール「ペンシルベニア大学ウォートン校」史上最年少終身教授、待望のデビュー作!!
(Google Books のより)
まず初めに、個人的な評価ですが、僕としては⭐︎5.0です。
まあ、だからこそブログを書いてる訳ですが笑
この本をオススメする人として、これから社会に出て成功したい人とか、人脈を築きたいんだけど、何をすればいいかわからない人などにオススメですが、正直、社会に出て働く人全ての方に読んでほしいです。
で、感じたこととか、自分の意見とかをメモっておいたのでそれを参考に、自分的に学びだなって思ったことを3つに分けて、書いていきたいと思います。
⑴ギブすることに関して自分が誤解していたこと
・自分には他人に与えられるものがない。だからまずは自分のスキルを磨き、提供できるものを増やすんだ!
➡︎自分に与えられるものは何か必ずある。それを探し、会う人にはいつも、この人に何を与えられるかを考える。例)友達と友達を繋げてあげる
・ギバーは、躊躇なく誰かに助けを求めたり、支援を求める。誰か(最近連絡を取ってなかった人とも)に助けを求める時に、少し躊躇をしたり、居心地の悪さを覚えてた。
➡︎マッチャーだから。ギバーなら相手のために助けるのは普通ってわかっているから、自分が相手に求めるのも別に普通のこと。
ただ、アドバイスを求めた時に相手が本物かどうか認めるかが大事。何もかも助けを求めるのは相手への配慮がないことを意味する。
・独立を強さの象徴、頼ることは弱さの印。だと思ってた
➡︎これもギバー的思考では無い。むしろテイカー。1人で生きていくみたいな生き方は周りの人たちを配慮してない証拠。
・ギバーは世間の注目を独り占めしたり、派手なスタンドプレーをしないので、チーム内で過小評価されがちである
➡︎しっかり後輩を見てないと、ギバーが育たない。
・自分の人生、結局自分が全て。何するにしても自分のことを1番に考える。自分大好き。
➡︎このマインドってテイカーなのでは?ダメじゃね?
⑵頑張るのは誰かのためという前提
・全ては誰かのためになる。という前提の元、行動をするべき。努力でも(例えば英語)、将来海外の情報を日本の人に届けたいからとか、トラベラーとして現地の生の感じを伝えたいとか、そういう思いが大事。個人的な夢より、みんなの夢というものを持てたらベスト。
・チームの利益のため、相手の利益のためだからこそ、「だめだ、これじゃ十分じゃない」と言える。
➡︎何か作品作りをしていた時、きつくいうのはそういった理由である。時には必要
⑶ギブする時に大事なこと
・自己犠牲型のギバーにならないためには
➡︎他者志向のgiverになる。受け取るよりも多くを与えても、決して自分の利益は見失わずらそれを指針に、いつ、どこで、どのように、誰に与えるか決める必要がある。
・給料の交渉時など、自分の利益を優先しないため、給料が低くなったりする。(自分がこんなにもらってしまうと、他の人が多くもらえなくなる、など)
➡︎自分自身を誰かに置き換える。例えば、お金がないと、家族に損害を与えてしまう、とか、(みんなのものでもある)夢を叶えられなくなる、とか。
この時、関係説明が良い。要はただ給料あげてくれっていうんじゃなくて、自分がお金をもらうことの関係性を話す。例えば、子供を私立に通わせたいので、給料をアップさせてくれませんか?
・より多く受け取ることで、短期的な利益は得れるけど、長期的には損をすることを肝に免じる。個人的にも思ってたのは、その場しのぎのものだったり、目の前の利益だけの関係なんてものは築きたくない、ということ。
➡︎一生付き合いが持てる関係を築く